「経営理念」や「行動指針」を浸透させる方法や工夫

「会社の経営理念」や「行動指針」って覚えている?

こんにちは、スタメンの元田です。

会社で働くうえで、どの会社にもあるといっていいものが「経営理念」や「行動指針」。みなさんはぱっと自社の経営理念や行動指針を思い浮かべることはできますでしょうか?

研修を実施したり、社長から会議などでメッセージがあったり、「経営理念」や
「行動指針」の浸透には、それぞれ色々な工夫をされていると思います。

弊社でも、メンバー全員で行動指針を決めましたが、決めるだけでなく実際に普段の業務でどれだけ意識できるかが重要です。まだ15人程度の会社ですので、より意識できるようにしなければなりません。
(15人程度で浸透できなければ、会社が大きくなるともっと難しいですよね)

そこで、弊社で取り入れている浸透のための工夫や、他社で行っている事例などをご紹介します。

まずは身近な物にするために”普段の業務の中に組み込む”

「社員に浸透させたい!」と思った時に大事なポイントは、できるかぎり“日々の業務の中に組み込むこと”がポイントです。

浸透させる=記憶してもらう・パッとすぐ浮かぶ=行動に移す時の指標になる”、ということをまずは目指しているということを前提にお話します。

スタメン実践例1)オフィスのそこらじゅうに貼る

東京オフィスではオフィスのあちらこちらに行動指針を貼り出しています。(手作り感満載なもので少し恥ずかしいのですが)トイレに行く時、ゴミを捨てる時、冷蔵庫を開ける時……、どんな瞬間にもぱっと目に入るように貼っていきました。

トイレに貼った行動指針が「Work Bravely 〜大胆に攻め、挑戦や失敗を讃える」でしたので、トイレでみなさんが大胆に攻めないか少し不安ではあります。

他社様を訪問した際には、会議室やエントランスに飾ってあるのもよく見かけます。取引先の方やお客様、採用応募者にも見てもらえるので良いですね。

スタメン実践例2)サンクスメッセージに入れ込む

弊社サービスのTUNAGにて、週に1度誰かに感謝の気持ちをおくる「サンクスメッセージ」制度を実施していますが、ただ感謝するのではなく、行動指針のどんな観点に当てはまっているかも選択したうえで感謝の気持ちを伝えています。

※画像ですと上の「Say Niceplay」の箇所は各社によって自由に複数設定可能です。

「あなたの○○な行動が、“Take Ownership”でとても助かりました!」など、行動指針に沿ったうえで他者にありがとうを伝えています。おくる側も、おくられた側も、普段の業務の中で、前向きな気持ちで行動指針を意識できますね。

スタメン実践例3)slackのローディング画面に表示する

弊社では業務用のコミュニケーションツールにslackを導入していますが、slackでは起動時の画面にメッセージを表示することができます。

この画面は、みなさんが出社してPCを立ち上げたら誰もが目にする画面ですので、ここに行動指針をランダムで表示することで自然と目にすることができるのでおすすめです。他のチャットツールや社内イントラなどでも、立ち上げてすぐ目に入るところに行動指針などを掲げておくと効果的かもしれません。

また、slackをお使いの場合は、やりとりで使う「スタンプ」に、行動指針をあらわすようなスタンプを作ったりするのもおすすめです。弊社では行動指針の中にある「Say Niceplay 〜素直に認め合い、強みでチームを引き上げる」を表現する時は、野球ボールのスタンプを押すことが多いです。

スタメン実践例4)経営陣やリーダーが発信する

やはり経営陣やリーダーが身をもってその行動指針に沿った行動を見せていくことが、行動指針を意識し、行動にまでつながるようにするには一番のポイントではないでしょうか。小さなことですが、トップの方が「それ、○○(行動指針)だね!」と声をかけてくれたりするだけでも大きいと思います。

弊社では都度経営陣が行動指針についてのメッセージを絶えず発信しています。また、経営陣の日々の行動自体もそれに沿っていると感じています。(先ほどのslackでのリアクションも、経営陣は必ず行っています)

スタメン実践例5)目標管理制度に入れ込む

行動指針ですので、「それに沿った行動をしている人が評価される」ということが一番シンプルで分かりやすいのかもしれません。弊社では行動指針に沿った行動ができているかも、目標管理制度の評価項目に入っています。(成果目標ではなく、行動目標に入れています)

他の浸透施策アイデア

社員数が数百人以上……のような大きな会社ですとなかなか先ほどの方法だけでは難しいこともあるかもしれません。他にもいくつかアイデアをご紹介したいと思います。

1. オフィス環境を変える

例えば「オープンでフラット」な会社を目指している場合は、ミーティングスペースや執務室などの空間もそれにそった環境にすると良いかもしれません。「結果にコミットする!」などの会社でしたら、従業員が集中して業務にあたれる個室のような空間を設けるのも一つですね。

2. 行動指針や経営理念を表現するグッズを作る

よく、クレドが印刷されたカードや手帳、名刺をお持ちの方を見かけます。同様に、共通のグッズを作ったり、おそろいのTシャツを作るなども、実は行動指針に愛着がわくきっかけとなるかもしれません。

3. 行動指針や経営理念に沿った行動を表彰する

会社や組織でMVPなどの表彰を行う時、行動指針や経営理念に沿った行動での成功事例などをとりあげることも大きな影響があります。単純に「結果さえ出せばいい」と思われるような表彰ばかりですと、結果を出すための行動がバラバラになることもありますので、このような表彰を行うことは効果的ではないでしょうか。

4. 社内報などで該当メンバーをクローズアップする

経営陣が発信するメッセージだけでは、あまりにも遠く、自分ごとに感じられないかもしれません。しかし、社内報などで該当するメンバーのインタビューやピックアップなどを定期的に行うことで、「自分もいつか紹介してもらえるかも」という期待を持ち、意識することができます。各支店ごとにとりあげたり、新入社員から紹介するのも良いですね。

大きな企業では行動指針や経営理念を浸透させるだけでも長い時間がかかり、浸透させるために1つ部署ができ、担当者が何人もいる場合もあります。

行動指針や経営理念が「遠いところにある話」になるのではなく、目の前の業務に密着したものになるように、弊社でも引き続き色々な工夫を行っていきたいと思っています。