
テレビ朝日「スーパーJチャンネル」にTUNAG for UNIONが取り上げられました。
スタメンでは、エンゲージメント向上のために自社事業である『TUNAG』を活用し、「サンクスメッセージ」の制度を運用していますが、ただ「感謝を伝え合う」制度ではありません。
エンゲージメント向上のためには、「人を知る」だけでなく、「会社を知る」ことも必要だと考えています。ですので、会社の行動指針を知り、理解し、共感したうえで、自分も行動指針に沿った行動に移す……そんなサイクルができるように、工夫しています。
具体的に、スタメンで実施しているサンクスメッセージの制度についてご紹介します!
スタメンには行動指針となるSTAR WAYがありますが、サンクスメッセージを贈る場合、この“STAR WAY”のどれに当てはまるかを選び、メッセージを伝えています。
※右側の画面でご覧いただけるように、カードタイトルから行動指針を選ぶことができるようになっています。
極端な例ですが……、例えば「オフィスのゴミを捨ててくれてありがとう」というサンクスメッセージはあまり生まれないようになっています。
サンクスメッセージを活用するTUNAGの画面では、実際の投稿の活用例として、以下のように記載しています。このように良い行動例をイメージしてもらったうえで投稿してもらっています。
【活用例】
- チームとしての予算を達成するために、アクションで皆を引っ張ってくれてありがとう!
(Focus Results -成果にこだわり、最後まで結果を追う-)
- お客さまのニーズを細かくヒアリングした上で、先方の期待を超える提案を練ってくれてありがとう!
(Far Beyond -細部までやりきり、期待を超える-)
- ロードマップMTGで、リリースまでの予定について、はっきり自分の考えを示してくれてありがとう!
(Talk Straight -端的に本音で話し、素直に表から受け取る-)
どれも、行動指針に沿った行動の例を表示しています。
ちなみに、この行動指針は、2020年の1月にリニューアルされました。TUNAGでのサンクスメッセージ利用実績や今の会社の課題に合わせて、「十分浸透してきた」ものは外し、「新たに強くしていきたいこと」はメッセージを修正して文言をリニューアルしています。
行動指針に沿った行動をイメージしてもらえるように、“行動そのものを見える化”することが大事だと考えています。
「お客様の前ではこういった行動をすべきだ」と言って伝えるよりも、「お客様に対する◯◯さんのこの行動、とてもいいね」と、推奨したい行動を見える化し、行動指針に合った行動基準をすり合わせていくようなイメージです。
みんなが楽しんで活用してもらえるよう、季節やイベント時などのタイミングに合わせて期間限定のコンテンツとしてサンクスメッセージを運用することもあります。
例えば、バレンタインの時期なら、改めて感謝したい人に贈るテーマにしてみたり、昨年は匿名でカードを贈り、面と向かっては恥ずかしくて言えないことを伝えたりしたこともあります。
年末年始なら、「この1年を通して感謝を伝えたい人」として、期間限定で1年を通じて感謝を伝えたい方へサンクスメッセージを贈る企画にすることもあります。
※期間限定でバレンタインデザインカードでサンクスメッセージを活用した時の例
では、実際にどんなサンクスメッセージがやりとりされているのか。スタメンでやりとりされているリアルなサンクスメッセージをご紹介いたします。
こちらは、お休みの日に開催された社外勉強会でプレゼンするというチャレンジが、「Take Ownership(課題に向き合い、自己研鑽を欠かさない)」の行動指針に沿った行動として贈られたサンクスメッセージ。
業務外での自己研鑽や取り組みはこのようなサンクスメッセージを通してみなさんに知ってもらうことができます。
こちらは大阪支社で働くセールスメンバーに対して、名古屋本社のコーポレートメンバーからのサンクスメッセージ。スタメンでは毎週全社会議を実施していますが、離れた支社のメンバーはWEB会議で参加しています。
画面越しではありますが、本社で司会をするコーポレートメンバーに対し、元気よく反応し、盛り上げようとしてくれた行動が、「Enjoy Toghther(ワクワクを大事に、一体感を楽しむ)」に当てはまるとして贈られました。
同じ部署で働くメンバーの期待以上の動きが「Work Bravely(大胆に攻め、挑戦や失敗を讃える)」に当てはまる行動として、上司から部下へサンクスメッセージが贈られました。
お気づきかもしれませんが、TUNAGには「オリジナルスタンプ」を作成できる機能があり、サンクスが贈られた本人のスタンプなどもよく使われます。このスタンプがあることで、自部署だけでなく他部署の人も投稿に参加しやすくなっています!
このようなサンクスメッセージを、TUNAGを通して活用していますが、TUNAGで活用することによる良さは、「目に見えない良い行動を全社員が知ることができる点」にあります。
1対1で伝える様子を、他の人が見ることで、その行動に共感し、「自分もこんな行動ができるようになりたい」と思い、次の行動につながります。
さらに、TUNAGでは「行動指針に沿った行動の可視化」という形で運用ができるため、会社が掲げるビジョンや行動指針の浸透にもつながります。
これだけでなく、上司部下で贈ったり、期間限定で普段接する機会の無い人に贈ったりと、カスタマイズできる点もTUNAGの良さですね!
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今回は、スタメンでのサンクスメッセージについてご紹介しました!
スタメンでは名古屋本社、東京、大阪、福岡と拠点が離れていますので、離れた場所で働く人の「目に見えない」良い行動を意識的に可視化するようにしています。
行動指針に沿った良い行動が見えると、「それいいね!」という理解や共感がうまれ、「自分もこんな行動ができるようにしよう」という気持ちにつながります。
このような良い循環を生みながら、会社のビジョンである「一人でも多くの人に、感動を届け、幸せを広める。」行動につなげていけるよう、会社を盛り上げています。