
テレビ朝日「スーパーJチャンネル」にTUNAG for UNIONが取り上げられました。
日々の業務報告として行う「日報」や「週報」。ほとんどの会社では、業務の進捗や状況把握、マネジメント目的で行われていると思います。
スタメンでも、業務報告のために自社事業である『TUNAG』を活用して「日報」が提出されていますが、実はこの「日報」にも、スタメンらしい一工夫がされています。簡単にいうと、スタメンの日報は、「読んでワクワクする日報」なんです。
通常の日報は、目標数字と現状の進捗を報告したり、今日の業務内容や反省点などのコメントを入れたりします。
スタメンでは、「数字のコピペで終わる」「入力作業に時間がかかる」ような日報は行わず、各チームの課題や目的に合わせて、部のマネージャーが日報の項目を考えています。
大事にしているのは、「相手に何を伝えたいか」「読んでいてワクワクするか」「やらなければならないことに対する熱量が伝わるか」など、単純な報告に終わらせず、目標や課題に対してチームが今どう行動していくべきかを、各チームのマネージャーが考えて運用する点です。
目標が変わるタイミングで報告項目を改善しているチームや、人数が多くても、あえて「全員」が毎日報告することを意図的に行っているチームもあります。
もはやマネジメントやチームビルディングツールとして日報を活用しているといってもおかしくはありません。それくらい、日報の項目の工夫、改善には力を入れています。
では、どんな工夫をしているのか、具体的にご紹介していきます!
スタメンでは全部署がなんらかの形で日報を提出しています。チームによっては、毎日出す部署もありますし、曜日ごとに担当を分けて出している場合もあります。
それらの日報はすべてオープンにされており、コメントなどのリアクションもとることができるようになっています。
ポイントなのはオープンになっているという点だけではありません。自部署だけでなく、他部署の取り組みを知り、「会社で働く人を知ることができる日報」である点です。
「ただの日報で、相手のことを知る……?」と思われたかもしれません。それは、「日報に何を書くか」という点へのこだわりにあります。
例えば、スタメンのコーポレート部では、数字で表現しにくいプロジェクトや「やって当たり前」になりがちな業務があります。その中で、「なぜ私達はこれに取り組んでいるのか」という熱意や想いが表現された日報になっています。
ただ「この勤怠システム導入します」という報告よりも、どういった背景で、現場のみなさんにどう思ってほしいから導入するのか、などが書かれています。
読んでいる方も、「現場のことを考えて取り組んでくれているんだ」と伝わります。
※こちらはコーポレート部の日報。取り組みの背景を書いたり、みなさんに意見を募ったりしています。(内容の一部を加工しています)
スタメンは名古屋本社以外に支社があるため、離れた場所で働く人同士のことも分かるように、積極的に日報に写真を添付する項目を入れています。
ちょっとしたランチの一枚や、支社にいる◯◯さんの写真など、何気ない項目ですが、お互いを知るきっかけになっています。
※こちらはコンサルティンググループの日報。本社と離れて東京での日報投稿となります。ランチ時に寄ったタピオカ店の話題に、本社メンバーもコメントしています。(内容の一部を加工しています)
マネジメントに活かす……という点は、日報を運用するうえで当たり前のことかもしれません。しかし、ただ「部下の業務の進捗を確認する」ということにとどまらないのがスタメンの日報。
日報の内容に正解はありません。ですが、毎日、毎週、毎月、ずっと同じフォーマットで行うのではなく、チームに合わせたマネジメントを行うために「何を書くか」についてもPDCAをまわしています。
日報をなんとなく書いていると、「今日やるべきことができたのか」「今日達成すべき目標は達成したのか」の認識が無いままになってしまいます。
「チームとして、今はしっかり目標を追ってほしい」「今は小さいことで喜ぶフェーズじゃないから項目を変えよう」というように、チームによって、今どこに意識を向けてほしいのかは変わっていきます。
現在のスタメンのインサイドセールスチームの日報では、成果への意識をより高めてもらうために、「日報の項目の選択肢に、勝ちor負けを入力する」という内容にしています。
※インサイドセールスチームの日報。1日の勝ち負けをしっかり冒頭に記載しながら、その成果に貢献したメンバーに触れています。(内容の一部を加工しています)
役割が複雑化していて、一人の仕事が属人的になりがちだったり、他人の仕事がよく見えないことが課題の場合、部署内での業務理解を深めるため、日報に「今日のファインプレー」として行動指針にあった行動をした人を称賛する項目を入れることがあります。
カスタマーサクセス部のオペレーショングループでは、異動して新しい業務に取り組むメンバーが増えていた時期に、このような項目を入れていました。
意識的に部署内の動きを見たり、コミュニケーションをとらないと見つけられないので、あえて項目に入れることで、他の人の仕事をよく観察することにつながります。
※日報として業務内容を報告しながら、行動指針に沿った行動をした部内のメンバーについてコメントしています。(内容の一部を加工しています)
すべての日報に対して、「これは自分が読まなければならないものだ」と、他部署の人が認識しながら読むのは難しいです。
しかし、事業において部署と部署のハブになるような役割を持つチーム、また、新規事業を立ち上げたチームなどは、「全員向け」ではなく、「特に◯◯を担当するXX部の方」や、「XXに詳しい◯◯部の方」に特に読んでほしいことがあるはずです。
カスタマーサクセス部でコンサルティングを担当するグループは、プロダクト部やセールスマーケティング部に意識的に情報を伝えています。
(TUNAGでは、ユーザー指定をすることで、アプリに通知が届きます。このように気づきやすくすることで、コミュニケーションを生み出しています。)
※右側の画面では、プロダクト部がリリース予定の機能に対して、お客様が持つ課題や期待を伝えています。(内容の一部を加工しています)
スタメンの日報では、このようにTUNAGを通してマネジメントだけでなく他部署へ情報が伝わり、お互いを知る機会になるよう活用しています。
日報自体は目新しいものではありませんが、数字だけが並んだ定量的な日報ではなく、その行動に至ったストーリーや想い、写真の表情で分かる熱意など、定性的なデータも入れながら、バランス良く組み合わせるようにしています。
写真や動画と一緒にTUNAGに届く日報、読んでいてワクワクしませんか?