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会社を自分たちでつくる“社内横断プロジェクト”『スタツク』

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スタメンでは、社内活性化やエンゲージメント向上につなげるためのプロジェクト「スタツク」があります。

2018年からスタートしており、スタメンの理念の浸透、会社のカルチャーづくりのために、自社の事業でもあるITサービス『TUNAG』と、リアルでコミュニケーションをとるオフラインの場をうまく交えながら企画と運営を行うプロジェクトです。

スタツクのメンバーは立候補によってメンバーが構成されます。「会社をもっとこうしたい!」「やってみたい取り組みがある!」といった、アツい想いを持つメンバーがいつも手をあげており、現在5期目となるスタツクがスタートしています。

スタツクとは?

なぜスタツクが生まれたのか?

もともと、まだ会社の規模が小さかった時は、一部のメンバーでTUNAGを活用しながら社内制度の改善や取り組みを行っていました。

徐々に従業員が増え、支社を開設するにつれ、一人ひとりが会社のことを考え、改善や取り組みを行う機会が貴重なものになっていきます。接点が少なくなることも踏まえ、コミュニケーションの促進もできるよう、社内プロジェクト化することとなりました。

スタツクメンバーは立候補制、部署・年齢・勤務地もバラバラ

スタツクメンバーは、事前に立候補したメンバーから3名程度の少人数が指名されます。できるだけ別の部署で、性別も勤務地も年齢もバラバラなメンバーで構成されるようになっています。

現在の5期スタツクも、20代から30代とバラバラ、働く場所も各支社に1人ずつと、普段仕事で関わる機会の少ないメンバーで構成されています。

プロジェクトで得られる貴重な経験

具体的な活動内容はこのあとご紹介しますが、この社内活性化プロジェクト「スタツク」で一体どんなことが得られるのか。主に以下の3つあげられます。

・横のつながりができる
・経営に触れることができる
・目線が上がることで成長機会となる

実際、普段関わりの無いメンバーとランチの時間などを活用してあれこでディスカッションしたりすることで、新しい発見や刺激を受けることになります。スタツクのプロジェクトの推進のために、各自が出張して集まることも認められているくらいです。

スタツクの企画は、経営会議に提案する機会があります。経営陣からはシビアなフィードバックを受けるだけでなく、業務上では得られないようなアドバイスなどの支援も受けられます。

会社全体のことを考えて起案する。という経験自体が、視座が上がり、経営視点に立って物事を考えられる貴重な機会となりますね。

実際にこんな活動をしています!

スタツクによる実際の活動例をご紹介します!

全社イベントの企画

スタメンでは、定期的に全従業員が本社に集まる機会があります。スタツクでは、こういった機会で開催するイベントの企画と運用を行っています。

2019年の秋に実施された際、当時のスタツクメンバーのテーマは『Re:Mix』でした。リアルなコミュニケーションをより加速していくことを目的に、より実際に顔をあわせてコミュニケーションをとれるようにする施策を打ち出していたため、全社イベントでの企画も担当していました。この年の年末に開催された忘年会では、「今年一番おもしろかった企画」にも選ばれています!

社外報の発行

スタメンでのできごとなどをまとめた「社外報」を制作しています。これはスタメンで働く人のご家族など、社外の人向けにスタメンのことをもっと知ってもらい、ファンになってもらうために発行しています。

最初からスタツクメンバーがコンテンツ内容を企画し、取材や写真素材、ページのレイアウトまでも考えて形にしています。

TUNAGで運営する社内制度の企画と運用

また、スタツクは、リアルでのコミュニケーションの機会だけでなく、自社事業である『TUNAG』を活用して社内制度を企画し、運用します。過去に企画された社内制度はたくさんあるのですが、その中の一部をご紹介します!

・スタメンペナントレース

TUNAGには社内ポイント機能があります。スタメンペナントレースは、そのポイントの獲得数を、シャッフルされたメンバーで構成されたチームごとに競うレース形式の企画です。

サンクスメッセージを受け取ったり、会社の行動指針に沿った行動でポイント数が増えるため、楽しみながら行動指針の浸透を進められます。また、普段業務で関わることの少ないメンバー同士でのコミュニケーションをとる企画になっています。

・プロフィールから共通項を見つける「検索ちゃん」

従業員同士のつながりをつくるため、TUNAGに登録されたプロフィール情報を検索し、共通点のある方をピックアップして紹介するコンテンツ。意外な共通点が見つかるだけでなく、それを見ている他の人も、人のことを知る機会になっています。

・期間限定サンクスメッセージ

TUNAGで運用されている代表的な制度の一つ、サンクスメッセージですが、盛り上げる企画として、季節ごとにテーマやデザインを変えて実施しています。

・スタメン川柳

会社でのあるあるなできごとやある人のエピソードなどを川柳にのせて届けるコンテンツ。社外報向けとして募集しましたが、思わぬ反響があり、社外報以外のイベントの場でも発表することとなりました。

・テーマランチ

スタツクメンバーがテーマを決め、シャッフルされたメンバーでランチに行く制度。いわゆるシャッフルランチ制度に近いのですが、「話す内容」や「組み合わせ」にもこだわり運用しました。

エンゲージメントを高めるためのプロジェクトを、現場のメンバー目線で行ってもらいたい

スタメンでは、人事などの業務を行うエンゲージメントデザイン部や、経営メンバーでも、社内制度の改善などを行い、ビジョンの浸透やコミュニケーション促進のための取り組みを行っています。

その中で、「なぜスタツクが必要なのか?」というと、人事部門や経営層では気づけない、現場で働く人だから持つ目線や想いを会社全体に届けることを大切にしているからです。

また、社員一人ひとりが会社のことを真剣に考える機会をつくり、会社にとって良い取り組みができたという成果を短い期間で感じてもらえる場とすることも重要です。

スタツクメンバーにとっても良い経験になるのはもちろんですが、会社からの一方的な推進ではなく、縦と横、双方向での強いつながりづくりのために、スタツクはこれからも取り組みを続けていきます。

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