ExcelでのIT資産管理を自動化、情報漏洩リスクも低減

インタビュアー：今野（漏洩チェッカー事業部 カスタマーサクセス）
インタビュイー：山崎様（東信化学工業株式会社）
インタビュー日：2024年10月18日

導入の背景と課題

今野：本日は、漏洩チェッカーの導入経緯やその効果についてお話を伺いたいと思います。まず、導入の背景や課題について教えていただけますか？

山崎様：弊社ではこれまで、IT資産管理をExcelで行っていたのですが、手動の管理方法では最新情報の更新が追いつかず、情報の正確な把握が難しい状況にありました。特にパソコンの基本情報やソフトウェアのバージョン情報などのデータを手作業で管理することが多く、更新漏れや未整理の情報が生じてしまい、十分なIT資産管理ができていなかったのです。

トライアルを試してみての感想

今野：トライアルを実施されたときの印象はいかがでしたか？

山崎様：トライアルの当初は、主にIT資産管理の効率化を目指していました。しかし、実際に使い始めてから、ログ監視や情報管理にも有効であることに気づきました。

具体的には、ソフトウェア監視やWeb操作監視、ログオン＆ログオフ監視など、複数の機能を試したところ、不審な行動をリアルタイムで検知し、アラートで通知される仕組みがあることがわかりました。

実は、IT資産管理の効率化だけでなく、営業所からの情報持ち出しリスクが以前から懸念されていたのですが、当初は別の課題として捉えていました。しかし、漏洩チェッカーはIT資産管理と情報漏洩対策を一体的に行えるため、結果的に、当初の目的を超えて大きな価値を感じることができました。

導入初期は、まずログの取得状況を確認し、運用の傾向を把握することから始めました。1日に1回ログをチェックし、どのような情報が収集されているかを確認しながら、運用方法を整備していきました。操作画面は非常に直感的で、情報の確認がスムーズに行えるため、運用をスムーズに進めることができました。

漏洩チェッカーを選んだ理由

今野：数あるツールの中で、なぜ漏洩チェッカーを選ばれたのでしょうか？

山崎様：まず、低コストで導入できる点が大きな理由です。中小企業ではセキュリティ対策に十分な予算を割くことが難しい場合が多いので、漏洩チェッカーのリーズナブルな価格設定は非常に助かりました。

また、シンプルな操作性と柔軟な機能選択ができることもポイントでした。

そのため、仮に担当者が交代したとしても、操作がわかりやすく、引き継ぎを容易に行えそうだなと思った点も、漏洩チェッカーを選んだ理由のひとつです。

漏洩チェッカーの具体的な活用方法

今野：現在、漏洩チェッカーをどのように活用されていますか？

山崎様：現在、15台のPCに漏洩チェッカーを導入し、ソフトウェア監視、Web操作監視、ログオン＆ログオフ監視、スクリーン監視などの機能を活用しています。特に、情報の持ち出しリスクへの対策として、不審なファイルダウンロードを検知すると、すぐにアラートが出る設定にしています。これにより、情報管理を強化することで、日常的なリスク管理をより効率的に行えるようになりました。

導入後の変化と効果

今野：導入後、どのような変化や効果が見られましたか？

山崎様：以前は手動による管理が主だったため、更新が追いつかないことが多く、情報が正確に反映されていませんでしたが、漏洩チェッカーを導入してからは、自動で情報を取得できるようになり、常に最新のIT資産情報を把握できるようになりました。これにより、より精度の高いIT資産管理が実現し、情報漏洩のリスクも低減されています。また、労基署などの調査が行われた際にも、必要な裏付け資料として活用できる体制が整い、予防的な観点からも安心感を持てるようになりました。

今野：本日は、貴重なお話をありがとうございました。東信化学工業様が今後も漏洩チェッカーを活用し、より効果的な情報管理を実現されることを期待しています。

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